こんにちは。カラシソエル(@karashisoell)です。
またしても久々の投稿。半年ごとの更新が定番になりつつあります。
今回は筆記具以外の紹介です。
先日、兎村文具店の「 兎村手帳 」を購入したところ、実物が届くと想像以上に素敵でブログ記事にしたくなった次第です。
兎村文具店の店主の兎村さん(@ayanousamura)も万年筆で絵を描くイラストレーターです。
数年前からツイッターでちょこちょこお話をさせていただいている万年筆友だち。
兎村文具店では兎村さんが開発した万年筆に関わる文具が売られています。アートディレクターもされている方なので、商品がどれもとても洗練されている感じがします。カラフルだけどうるさくなく、上品な感じ。
私の語彙では伝えきれないのでぜひショップを除いてみてください…!
〇兎村文具店
https://www.usamurashop.com/
まだまだ使い込みが浅いのでざっくりとですが、お気に入りポイントを紹介していきます。
シンプルで上質なノート。兎村手帳
今回購入したカラーは「ミント」です。
外観はとてもシンプル。少しくすんだ上品なミントカラーの表紙に白いタイトル枠があります。
隣の万年筆は LAMY safari candy mango (2020年限定色)です。 鮮やかな赤みの黄色がよく映えますね…!(うれしい)
クラシカルな雰囲気の万年筆より、サファリのようなカジュアルな万年筆が似合うなあ、という印象。
サイズは幅130 × 高210 mmで厚さが約 5 mmです。A5ノートのスリム版といった感じ。
写真ではなかなか伝わりにくいですが、表紙はさらっときめ細かなマットな肌ざわりです。
ミシン閉じ製本の手帳なのですが、背表紙部分に糸が見えない作りになっていてとてもミニマル。
角丸加工になっているのもいいですね。表紙の角って一番最初に傷んでくるから…
鞄に入れたときなどに他のものに引っかかりにくいというメリットもありますね。そして何よりかわいい。
何十枚もある紙が全員きれいに丸くなっている様子がかわいい。
すぅっとインクを吸い込み紙質
実際に描いてみた様子です。
まず感じたのはインクを吸い込むスピードが早い。万年筆で描くと、少しの間インクが水っぽく紙に乗っている時間があるのですが、 兎村手帳 の用紙はその時間が短いです。すぅっと染みこんでいきます。
染みこむスピードが早いと、描いたところを手で触って擦ってしまうことがなく便利です。
例えるとわら半紙や新聞紙に描いた感じに近い。
ただ、わら半紙などは滲みもすごく、ペンを紙に乗せたまま止まるとそこにインクがどんどん滲んでしまいます。ですが 兎村手帳 は滲みも抑えられていて、しかも描き心地も滑らかですらすらです。
これはどんどん描きたく、書きたくなる質感…!
上の写真の左ページを見ると裏抜けしているのが分かります。
この手帳ではこの裏抜け、滲みも愉しみます。以下、WEBショップより引用。
カラーペンや万年筆でノートや手帳を描くと、ページの裏面に滲みます。私はこの滲みがとても綺麗な色や跡だなぁと思うので、裏面を使うのが苦手でした。
そこで片面しか使わない手帳として「片面帳」を開発。スケッチブックのように片面のみ使う手帳を作りました。引用:兎村文具店
「ウラ抜け前提で、片面だけ使う手帳」として作られているんです。
私もイラスト用のノートは片面だけにしか描かない派なのでぴったりでした。インクを塗った部分も、あまりしつこく塗り重ねなければ裏移りの心配はありません。とてもちょうどいいバランス。すごい。
こんな感じになりました。
使ったインク
先ほどのイラストで使ったインクは同じ兎村文具店の「 KAKNUR INK|MAHIRU (真昼) 」です。
前から気になっていた色で、手帳と一緒に購入しました。赤みのオレンジです。
今回は塗りで使っていますが、派手すぎないトーンなので文字を書いてもしっかり読めます。
青い線はLAMYのブルーです。
夏の配色が楽しい
ミントと黄色系統の色の配色が夏らしくて楽しいです。
まとめ「 兎村手帳 」
・シンプル&ミニマルなお絵描き手帳
・すらすら&すぅっ の描き心地が気持ちいい
・他の文具とのコーディネートが楽しい