イラストレーターがiPadのMagic Keyboard を導入した話 2

イラストレーターがiPadのMagic Keyboard を導入した話 2

先日、M4チップのiPad Proが発表されましたね。
加えてApple Pencil Proと新型のMagic Keyboardも登場しました。

その衝撃で数年前ブログにMagic Keyboardの記事を書いたことを思い出したカラシ。
少し改良した点や、使い方のアイディアがあったので改めて記事にしました。

Apple Pencil Proが気になるという余談

iPadで絵を描いているイラストレーターとしては「Apple Pencil Pro欲しい!」「これは即買い!」と思ってイベントを見ていました。
そう、イベント後の商品ページを見るまでは…

互換性
iPadのモデル
iPad Pro(13インチ)(M4)
iPad Pro(11インチ)(M4)
iPad Air(13インチ)(M2)
iPad Air(11インチ)(M2)

https://www.apple.com/jp/shop/product/MX2D3ZA/A/apple-pencil-pro

Apple Pencil Proは今回発表されたiPad (Pro M4とAir M2)のみだそうです…
新型Magic KeyboardもPro(M4)専用ということで、新しいアクセサリを導入するにはPro(M4)を買うしかないようです。
これは迷う。

私は一世代前のPro(M2)を使っているのでiPad本体に不満はありません。
バレルロールとスクイーズ、アルミ製のキーボードのためだけに何十万も出すのはなかなか高いハードルです。(カメラ部分も四角く黒くなっている方が好きだった…)

でも触覚フィードバックもあるし使い勝手よさそうですよね、Apple Pencil Pro。
アップデートでPro(M2)にも対応してくれたりしないかな。

数年前にMOFTとゴム足でプチカスタムしたMagic Keyboard

2021年7月にMagic Keyboardを購入し、MOFTなどを付けてキーボードに角度をつけられるようにカスタムしました。
なかなか使いやすく今もMOFTをつけたまま運用しています。
その後少し改良していたのですが、ブログに掲載していなかったので今回紹介することにしました。

以前の記事はこちらです↓

MOFTを立てないで使う場合、ゴム足を付けても少しぐらつく

前回の記事を書いた時点でこのような問題が残っていました。
原因は以下の点です。

MOFTを貼ったMagicKeyboardが揺れる原因

Magic Keyboardは完全にフラットな底面に加えて、開いた時にたわむカバーも使って全体を安定させているようです。
600g程度のキーボードでiPad本体を90度以上開いても倒れないバランスが取れているのは計算し尽くされた設計があってこそなのですね。さすがApple。(底にいろいろ貼り付けてすみません。)

そのため、MOFTやゴム足を貼り付けるとカバーのたわみによる支えが失われるので重心が後ろにもっていかれてしまいキーボード手前が数ミリ浮き上がります。
その状態でタイピングなどでキーボードに触れるとゆらゆらとするのです。

MOFTを貼ったMagicKeyboardが揺れる原因

MOFTを立てれば安定するので揺れないのですが、ちょこっと使いたい時はわざわざMOFTを立てないこともあるので割と気になる問題です。
今回はそこを(ほぼ)解決した方法を主に書いていこうと思います。

揺れるなら、接地面の隙間を埋めればいい

ここまで前置きが長いですが、解決策はとても簡単で単純な方法です。
失われた「カバーのたわみによる支え」を何かで補おうという作戦。

MOFTを貼ったMagicKeyboardが揺れる原因

前回iPadに貼った「3M いつでもはがせるクッションゴム 7.9×2.2mm 丸形」を使おうと思いましたが高さが少し足りず断念。とりあえずダイソーへ行って良さそうなものを物色。
そこで見つけた四角いゴム足を使います。

使ったのはこれ。

ゴム足

一粒あたり約12mm四方の四角いゴム足です。購入したのが数年前なので商品名がわからなくなってしまいました…
たぶん「クッションゴム (透明・四角/12.5mm)10P」だと思います。

ゴム足

厚さは3mmでキーボードのような台形をしています。
少し大きいのでハサミかカッターで半分に切って使います。切って貼るだけ。

ゴム足をカット
ゴム足の位置

位置はこんな感じです。断面をMOFT側に向けて貼っています。

ゴム足の位置

完成です!
下の写真のような感じで、隙間を埋めてくれています。

MagicKeyboardにゴム足を追加

MOFTやゴム足無しの購入時の初期状態に比べるとわずかに振動が残りますが、画面が揺れるほどではないので及第点です。
この状態で2年以上使っていますが、揺れに関する不便さは感じていません。

iPadの置き方3選

このMOFT付きMagic Keyboard、Apple Pencilを使うライティングスタイルのiPadの置き方を前回2つ紹介しましたが、もう一ついい置き方ありましたので載せておきます。(すでにやっている方も多いかもしれませんが…)

① Magic Keyboardはたたみ、MOFTを立てた上にiPadを乗せる

使い方
集中してイラストを描くときなどに最適。

② Magic Keyboardを開き、MOFTも立ててキーボードにiPadを乗せる

使い方
文字入力をしている途中で少し手書きで書き込みたくなったときなどに素早く切り替え。

③ Magic Keyboardは開き、MOFTをたたんでカバーにiPadを立てかける New! 

使い方
同じ角度で描くのに疲れたときや、光源の位置悪くが反射が眩しいときなどに便利。
Magic Keyboardの段差に本体をひっかける
キーボードの段差にiPadがひっかかるので安定感もあります。

約3年使用でのホワイトの汚れ具合

購入時、とても心配だったのが汚れ。2021年の7月から使ったMagic Keyboardの現状をお見せします。

目立つ汚れはありません
パームレストはきれい
キートップはきれい
小さいコーヒー染み
関節部分の裂け
iPadとの接点の黒ずみ
カバーの断面の黄ばみ
小さいコーヒー染み
カバンなどで擦れるヒンジの端

全体的に意外ときれい!
ほぼ毎日持ち歩いていて、キーボードも軽く使う感じです。汚さないようにそれなりに気を使っています。
私のタイピングはパームレストに手を当てないスタイルなのでそういった要素もあるかもしれませんが、思いの外きれいなままでした。
外側にはコーヒーが飛んだと思われる汚れもあります。小さくて薄いので目立ちませんが、これはもう拭いたりしても落ちません。すぐに気づいて拭いていれば落ちたと思います。
また、側面のカバー断面部分は経年劣化か少し黄ばみがある気がします。
これも目立たないですが、関節部分のゴムのような素材は少し避けている箇所があります。

総合的には、こんなにきれいなまま保てるんだ!と驚きが大きいです。

まとめ

3年ほど前に購入してずっと使っているiPadのMagic Keyboard 。
これからも大事に使っていこうと思います!

MagicKeyboard

iPadに付けているアイテムは下記です。

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